復興支援てなんだろう?

Happy Spot Club

2011年05月31日 12:00

復興支援という言葉がやけに定着してきたここ数ヶ月。支援物資を仕分けし箱に詰めたり、義援金を呼び掛けたりしてきた。今回、Happy Spot Clubのメンバーのご家族が、長野の栄村で被災され、『復興支援ライブ』をカタチにできないかと、そのメンバーを中心に人が動き始めた。

『復興支援』私の中で何となく、腹の底に落ちて来ないまま5月22日イベントの当日をむかえた。

新聞にも取り上げていただき、有り難いことに応援団も増えた。

私がHappy Spot Clubの発足を皆に呼びかけたのは、今年の1月。私がここ数年で出逢った大好きな人達に声をかけ、私の胸の内にある想いを伝えた。

半年が過ぎようとしている今、確実に皆の笑顔は 輝きを増している。

それはなぜか?
人に必要なのは『キッカケ』そしてその『キッカケ』を自分の人生の揮発剤に変えるちょっとした勇気があれば、誰の人生も音を立てて変わりはじめることができる。

大雨の中で皆が、どうにかして栄村復興支援ライブをやりとげた。ピンチはチャンスに変った。雨の中走り回るスタッフに、飯山本町商店街の皆さんが、笑顔をくれた。できるかぎりの協力をしてくださった。


奇跡の様に温かい太陽の日差しが、私達の冷えた体を温めてくれたラスト30分。演奏は、栄村 栄中学の吹奏楽部の子供達だった。

『子供達』と呼んでは失礼に値する気さえしてしまうほど、彼女達の眼差しは凛とし、彼女達の想いは私達の心を丸ごと掴んでいった。

『栄村は3月12日の地震で大きな被害にあいました。まだまだ大変な時ですが、私達が皆さんに元気を届けたいと思っています!』

当日司会をしていた私は、彼女達の夢を知りたくて、マイクを向けた。彼女達一人ひとりの口から、何の迷いもなく キラキラ輝く夢が語られ、会場を熱くした。
この日私が感じたことは、『復興支援』という名を借りて 私達は、今、人生を変える大きな『キッカケ』を頂いているのかもしれないということだ。


一人でも多くの皆さんが、この大地から受け取った大きな『キッカケ』で、繋がり合い学び合うことができるよう 私達に出来ることを考え続けます。

明日の笑顔の為に
今日『一歩前へ』

文責:SAYAKA
写真:Kahori

沢山の方々の笑顔とご協力に心より感謝申し上げます。

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