ブラインドサッカーでバリアオーバーを!

Happy Spot Club

2015年04月06日 08:47

ふくしに何かしたい人が集まる会 第10回目は、ブラインドサッカーチーム FCながのRAINBOWの代表 中沢さんをお招きし、ご講演と実際にブラインドサッカー用のボールを使ったグループワークを開催して頂きました。

中沢さん、実はマンドリン奏者でもあるということで、講演の前にまずは一曲..




その後、ご講演が始まりました。
中学生の時、スポーツによる怪我が原因で視力を全く失ってしまった中沢さん。
目が見えなくなったことで、一時は絶望のどん底だったそうです。

しかし、そこから見事に立ち直り、あきらめないことの大切さや、人と比べないことの必要性などをお話下さいました。

ご講演の後は、グループワーク。

3グループに分かれて、目を閉じたまま視覚に頼らない状態でボールを受け渡したり、相手が出す音を頼りに方向や距離感をつかんでボールをパスするワークを行いました。




「僕は目が見えません、だから何にも返事が無いと伝わったかどうか不安なんです」
講演中、こうおっしゃった中沢さん、この言葉に話を聞いていた子どもらは「はい」と元気な声で答えていました。

会場の一角には、目が見えない中沢さんが生けた花が飾られていました。



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