ハッピースマイルステージ終了しました

Happy Spot Club

2013年11月14日 21:14

11月13日に信州大学教育学部附属特別支援学校で開催されたダンス発表会 「ハッピースマイルステージ」が終了しました。

ハピスポは7月に同校の先生よりお問合せを頂いて以来、このステージ開催に向けて色々な面で関わらせて頂きました。

まずは、ステージに必要なものといえば照明や音響。

これらについては、NPO法人 劇空間夢幻工房さんにご協力を依頼し、実に快く引き受けて頂きました。

そして、ヘアメイクについては、市内で美容院を営んでいる方々が集まっているグループ Foundationの皆さんにお願いしました。

ステージの飾り付けは、版画工房を営んでいらっしゃるアーティストの梅田明雄さんにご指導を、会場入り口の飾り付けは、ご存じ風船おじさんまっぴんさんが生徒と一緒に作りました。

その他、ハピスポのメンバー高山と亀垣は開催前から何度か学校を訪れて、生徒と一緒に授業を受けました。
内容は、当日かぶる帽子の製作だったり、ステージの飾りを作ったり。




また、途中で、生徒のモチベーションアップのためのダンスコンテストも開催され、Foundationの皆さんと共に参加しました。




夢幻工房さんは、生徒に体を使った表現力UPの為のワークショップも開いてくださいました。

今回は、イベントの時、その日だけみんなが集まって何か協力をしたのではなく、9月から何度も学校を訪れて生徒と交流を持った上で、行われたイベントだったのです。

きっと、そのおかげだと思います、当日、生徒は大盛り上がり。

イベント最初のプログラム、ダンスチーム ビートウッズがステージに登場するともう大きな歓声が




次は、信大音楽ボランティアサークル Primoさんのステージ。みんな、Primoさんのリズムに合わせて軽快に体でリズムをとります。




そして、夢幻工房さんの劇 バス・ストップでは興味深げに演技に注目し..




次のライブ ヘアメイキングでは、ステージに上がった先生の髪を美容師さんが音楽に合わせてヘアメイク!


生徒達は、音楽に合わせて踊ったり(ちなみにこの時の曲はゴールデンボンバーの女々しくて。これも生徒が選曲)、髪が変わっていく先生の様子を見て大笑いしたり。
最前列には、近所からやってきた幼稚園児が座っていたのですが、幼稚園児も食い入るように見つめていたのが印象的でした。

そして、最後、特別支援学校高等部の生徒によるダンス。

このときは、ハピスポが用意した大型風船が客席を乱舞し観客の子どもも大喜び。

そしてダンスが終わると、どこからともなくアンコールの声!
これは全く予想外でした。

おかげで時間はかなり押してしまいましたが、私達の予想をも超えるすごい反響にびっくりしました。

こんなに、生徒みんなが盛り上がって楽しんでくれたのは...

・出演者や私達が事前に何回も会って、一緒に作業をしたりして交流が深まっていたこと。
・即興ヘアメイキングなどで、先生がモデルになってくださったこと
・照明や音響が生徒の予想を超えていて演出効果を発揮したこと
などなどいくつか要因があると思いますが、何と言っても一番なのは..
・生徒の感受性が高く、かつ、感情をストレートに表現する能力が高かった
ということではないかなと思いました。

当日の時間は一時間半と短いイベントでしたが、前もっての交流を含めると相当な時間と準備を積んでいます。
このイベントに、交流の言葉の意味を感じました。

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